今年の夏は、まさに「灼熱地獄」という言葉がぴったりの猛暑となりました。41℃を超える地点まで現れ、歴史的にも例を見ない暑さです。
こうなると、テーマパークやアウトドアを控える動きが顕著になり、夏の定番だったキャンプまでも敬遠されているというのだから驚きです。夏休みの過ごし方調査では、自宅や屋内施設で過ごす「インドア派」が断トツ多数派。外の楽しみ方が根底から変わってきたのを感じます。
一方、世間の各施設、特にテーマパークでは大々的な対策に追われています。万博やUSJ、新しくオープンした沖縄の「ジャングリア」などは、日傘の貸し出し、無料給水所の設置、塩分タブレットの配布など、お客を守りつつ猛暑で減っている集客を狙った工夫を次々と打ち出しています。
私たちの企画もアウトドアが主体なので、この極端な気候の影響は避けられません。特にロードランニング主体の観光ランは、直射日光の下では体への負担が非常に大きく、ガイドとしてはお客様の安全を第一に考えざるを得ません。
さらに厄介なのは、猛暑だけではなく記録的な豪雨も増えていることです。少雨や猛暑・豪雨の被害を受けている農家の方々や、今も豪雨で避難されている方々の状況を思うと心が痛みますが、私たちにとっても、沢登や登山の活動に影響が出ることは避けられません。開催の可否や現地での判断には、これまで以上に勇気を持った的確な判断力が求められています。
そんな厳しい気象条件の中、私たちには「Ourテーマパーク」があります。それが「クライミングジム」と「フィットネスジム」です。
クライミングジムといえば、私たちが始めたころはまだ施設自体が少なく、クーラーはなく扇風機が頼り。汗だくで登るのが当たり前でした。それが今では空調が整い、季節を問わず快適に登れる環境が整っています。フィットネスジムの快適さは皆さんご存知の通りです。
フィットネスジムでは、クライミングや登山に役立つコンディショニング、筋力トレーニング、そしてランニングを行っています。トレッドミルは単調になりがちですが、他のメニューと組み合わせることで新鮮さが保たれ、楽しみながら体力を維持しています。
ボルダリングジムでは、フィットネスや自宅で行っているコンディショニングや筋トレを前後にしっかり入れることで、年齢に負けない成果を出しています。
これらの場所は、私たち自身のトレーニングだけではなく、私たちの幅広い企画を実行する際の勉強の場としても活用しており、まさに“Ourテーマパーク”なのです。
この快適なクライミングジムを舞台に、毎月講習会を予定しています。これらは少人数制の日時指定型ですが、プライベート講習であれば日時もレベルも自由に調整可能です。
なかなか外に出られない季節でも、安全で充実した時間を過ごせる場所として活用し、新たな「Yourテーマパーク」の発見につながれば嬉しいです。
弘瀬ガイド事務所の全体スケジュールは以下です。https://hirose-guide-office.com/schedule/



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