昨日、自然公園指導員の研修として、佐久自然ふれあい集会の全国自然環境会議に出席(WEB)しました。
次第は主に「国立公園における保護と利用の好循環」と題した基調講演と、「山、川、里からガイドの仕事をみつめる」をテーマにしたパネルディスカッションです。
国立公園は今年、北海道の日高山脈が「日高山脈襟裳十勝国立公園」に指定され、35ヵ所目になるそうです。そして、環境省では2016年から国立公園満喫プロジェクトを行っており、優れた自然を守り地域活性化に取り組んでいます。
私共にとって身近な国立公園としては「吉野熊野国立公園」がありますが、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界文化遺産にも指定されています。
また、長距離自然歩道の第一号である東海自然歩道が開通して50周年を迎え、東海自然歩道の活性化の方向性を環境省が公表しています。
3氏によるパネルディスカッションがあったのですが、活動フィールドである尾瀬や富士山麓、そして金剛山での興味深い話を伺えました。
その中で、自然の指標についてヤマネを題材にしたことや、地質・森・文化など様々な要素をインタープリターとして伝えること、どんなガイドでも自然を観察することは大切なことなど、大変感心を持つものでした。
今回、「日本の国立公園めぐり」なるスタンプラリーがあることを知りましたので、下記に紹介します。
https://www.env.go.jp/nature/mankitsu-project/stamp-rally/
国立公園の魅力を知るきっかけになれば幸いです。