~ ミラノ・コルティナオリンピックを見て ~

ミラノ・コルティナオリンピックがいよいよ始まりました。連日、個人競技・団体競技を問わず、多くの選手たちの活躍が伝えられ、ニュースやSNSもオリンピック一色になっています。

まとまった時間をとってテレビ観戦するのはなかなか難しい日々ですが、隙間時間を見つけては映像を見るのを楽しみにしています。スポーツ映像といえば、日頃はクライミング関連の動画を見ることがほとんどですが、オリンピック期間中はさまざまな競技を見ることができます。これこそオリンピックならではの楽しみですね。

また、近年スキーを始めたこともあり、今回はこれまでの冬季オリンピックになかったくらい、興味深く細部をみたり解説を真剣に聞いたりしています。

そして何よりも、種目に限らずどの競技にも選手たちの長年の努力と覚悟が詰まっており、毎日のように胸を打たれています。本当に感動の連続です。

印象的なのは、順位やメダルの色に関係なく、選手一人ひとりの姿勢や積み重ねてきた時間そのものが、人の心を動かしているということです。インタビューなどで「自分との闘い」という言葉を耳にすることがありますが、まさにその通りだと感じます。競技である以上、結果として順位はつき、それがモチベーションにはなっていると思いますが、その背景にあるのは他人との比較ではなく、自分自身と向き合い続けてきた日々なのだと思います。

そう考えると、(決して派手ではない)私たち一般の生活にも通じるものがあります。周りの人と比べることよりも、昨日とは少し違う自分を見つけること。その小さな積み重ねが、人生100年時代をより心豊かでささやかながらも幸福なものにしてくれるのではないでしょうか。

最後に、競技について付け加えるなら、スポーツクライミングにも団体競技、できれば混合団体があればいいなと思っています。現在は個人種目のみですが、ランニングでいえば駅伝のような魅力があり、今回のオリンピックで盛り上がっているフィギュアやスキージャンプなどの団体戦のように、観る側も選手側も大きな感動を共有できるはずです。

そして、スノーボードのビッグエアで優勝した村瀬心椛選手が「もっとスノーボードを広めたい」と言っていたように、スポーツクライミングもさらにポピュラーな競技として広がっていくことを、期待しています。

弘瀬ガイド事務所の全体スケジュールは以下です。https://hirose-guide-office.com/schedule/

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