『自己鍛錬の小川山』8/10~12

先週、奥秩父の小川山に行ってきました。プライベートでのクライミングは久しぶりです。
今回はマルチピッチをテーマに、廻り目平周辺の最高ルーフ 3ピッチと、あみだくじルート 4ピッチを登ってきました。


まずは、最高ルーフ左の岩の「白糸(5.10c/d)」をアップのつもりで取り付いたのですが、下部凹状のところで足を稼げずポケットを取り損ねてしまいました。気を取り直して、最高ルーフへ。

「最高ルーフ(5.10d)」は小川山(日本かも?!)を代表するルーフクラックです。
1ピッチ目は以前登っている笠間のピンキーから繋げました。
笠間の…は難なく登って、2ピッチ目のコーナーも快適に登りました。

そして、核心の最終ピッチ。

見栄え、露出感、また3ピッチ目という高度感!
本当に最高でした。

初めて見上げるそのルーフクラックは、5.10クラスとはいえなかなか迫力があります。

ルーフ手前からクラックは徐々に前傾し始め、そのパートに踏み出せばモタモタしてられません。
体勢を整え核心のトラバースに入るところでカムをしっかり決め、さあこれからです。
最初の一歩がやや下る感じで、手をクロスさせながらアンダー気味にハンドジャムを決めるのですが、これが安定せず、何度か試しているうちに弱気になってテンションを掛けてしまいました。

2日目。今日の目標は昨日の最高ルーフを首尾よく完登することです。

先が分かっているので落ち着いていくことができ、核心のルーフ部分は大丈夫でしたが、ルーフを越えてからの乗越が結構悪く、ちょっとヒヤヒヤしました。ずっと前からやりたかった一本をレッドポイントできて良かったです。

次は、白糸の右にあるスラブ「ナデシ(5.11a)」を登りました。
トポの記載どおり、出だしが悪かったのですが、何とか気合でオンサイトできました。

この日残り時間は一旦キャンプ場に戻ってマットを担ぎ、石楠花遊歩道エリアのボルダーを下見に行きました。

最終日。昼過ぎには雨が降ってきそうでしたので、予定していた屋根岩2峰のセレクションを止め、近くのあみだ岩の「あみだくじルート」を登りました。

あみだくじの最終ピッチ

マルチピッチとしては手頃な4ピッチで、1ピッチ目(5.10a)、2ピッチ目(5.9)、3ピッチ目(5.8)、4ピッチ目(5.9)というグレードですが、それぞれ個性のあるピッチで、ルート名の通りライン取りも面白く、中々変化に富んだ好ルードだと思いました。
そして低グレードでも全体を通してトラッド感があり、自分でプロテクションを取りながら登っていく充実したクライミングを楽しめました。

今はなかなか岩場でクライミングができないので、こうして登れたのは良かったです。今後の為に、またチャンスを掴んで登っていきたいと思います。

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